この前はどうも

家の階段を登り切ったところに本棚がある。絵本だらけの本棚。母親が絵本好きで集めているし、読み聞かせ会なるものを自分で企画したりしている。そんな絵本がたくさんある中にフィリッパ・ラズベリーのうたという絵本があり、いつも登るときに目をやってしまう。なぜか知らないが気になっているのだ。中身も読んでないからわからないし、みえているのは背表紙とタイトルだけ。字体が好きなのかタイトルが好きなのかあるいは置いてある位置がちょうど良いのか。どれが原因だか全く検討もつかないし、気になるだけでいつも読まない。読めばいいのにと思うのだけど、やはり読まないから得られる感情や風景もあるのではないだろうかと思う。