音楽を聴かない

最近は音楽を聴かない。流すことはままあるけれど。そして先ほど二階堂和美の脈拍という曲を流しておいたら、一つ思いついた。テクノ以降の電子音楽だとかポストロックやマスロックが世間に流布して、音楽表現者動物化というものも進んでいるんじゃないだろうか。まあ要はある音楽ってのは詩やサウンドを通して製作者のこんな気持だとかあんな気持ちだとかを代弁してるわけだったけど、最近の音楽は僕はこんな感じの音楽が好きですよ、こんな音楽格好良くない?とかそんなのばかりで、大変素晴らしいしかっこよかったりするんだけど、ただ塊ポンとやってるだけで、なんというか物語が生まれないのじゃないのかなというのが思ったことです。別に詩があればいいわけじゃないんだけど。例えばトータスだって一部の曲は何か伝わるようなメロディーを感じたりする(俺が好きだからかな笑)し、さっきの脈拍て曲はなんか歌詞とサウンドがとてもマッチしているように思った。女の子の脈拍ドキドキしちゃってるみたいのを変なピアノから感じたりとか。まあそんな感じ。時代とか関係ないか。