気持ちの変化として代表的なのはかなりリスクを考える様になったことだ。

歳をとったことで昔より酒に弱くなったことを実感したため健康意識がだいぶ変わった事もあるかもしれないが、首の座っていない子供というのはいたく弱く、例えば抱いて歩いている時に青信号が点滅しているので少し走って渡っちゃおうという事を回避する様になった。抱いている状態からヒョイッと少し浮かして位置を変えるみたいな事もしないようにしている。

昔見たコナンの映画で京極というカラテの凄い人が園子をおんぶしながら高速で喧嘩していたが、高速過ぎて園子は首とか折れていたと思う。親が京極ほど早く動かなくても、その園子の状態なのである。抱かれた赤子は。なので、抱きながらの激しい運動はしない様にした。

 

また本当にありがちなベタな親子モノ創作で涙を流す様になってしまった。具体的には育休中に妻に勧められて見たアンナチュラル というドラマで、ケーキ屋で働く父が過労でバイク事故死してしまう話でボロボロ泣いてしまった。他にも2,3あった気がするが思い出せない。この状態は高校時代に父親に絡まれたらすぐ涙が出ていた状態に近い。あの時の精神状態はよく分からなかった。食事中に何か絡まれただけで条件反射的に勝手に涙が出てきて意味がわからなかった。一緒に住む時間が少なかったから、慣れてなかったのかもしれない。