続き

夜寝る時は毛布があったかかったのに、寒過ぎて朝五時半に起きる。眠ろうとしても眠れず、朝六時半頃外が若干騒がしくなり始めた頃に、出て朝日を見る。もう結構明るかった。朝ご飯はパンとオレンジと謎ジャム、ストロベリージャム、マーマレード、バターにコーヒーミルクミントティだった。パンとバターばかり食べる。塩が欲しかった。友人は少しだけ食べ早めに外へ出る。自分もあとからトイレへ向かうため外へ出たら、友人もトイレだった。トイレは水が流れなく、だったらこんなの作らないで砂漠にさせてくれと思ったが、共にインド、インドネシアンスタイルで処理する。しかし自分は遅く、最中に若い三人のスペイン人たちが入ってる。水が流れないから自分は彼らの中でうんこまんを襲名したと思う。
朝飯後、すぐにラクダに乗って砂漠を歩く。涼しい。昨日友人が乗ってたラクダに今度は自分が乗ると半端なく痛かった。友人の気持ちを共有。
昨日より近いとこでバンに乗る。おっちゃんは今日も元気でいい奴だった。ひたすら走る。ザゴラからマラケシュまで350キロくらいだった昨日は嘘ついた。ザゴラからワルザザートの間はドラア谷というのがあったんだけどそれがいやいや最高なんですね。レンガ谷。モロッコは雲がないんだよねー。他にも道の側に石が重ねられてるのがいくつもあるんだよねー三途の川のそれみたいで不思議ですよ。あとアトラスを越える時、昨日まで咲いてた桜らしきものがほとんど消えちゃってたね。どこへ行ったのか?
ワルザザートまで行って昼食。ミートケバブウィズベジタブルズを食べる。友人はチキンの奴。ミートって言うかビーフなんだよねなんでミートなんだろうか。
その後、休憩とかちょこちょこ挟むうちに、スペイン人夫婦とイギリス人カップルらと昨日より仲良くなった。スペイン人のバルボラはすげー陽気でしゃべりまくる。ヌグダを忘れたのかヌベ、ヌベってずっと言われる。スポンジボブの躁具合と同じレベルというか何と言うか、もう一人でずっと話して全然通じてないのに、笑うからこっちも笑う。旦那さんのエミリオはラシン好きらしい、ジダンに似てる。けどとても落ち着いていてしかもこっちにも気を使って優しくて良い人だった。最後別れる時握手してくれてなんか良かった。この2人はあまり英語を話せない。スペイン若者四人組は英語が超上手くて、フランス語もできる奴がいてホントにヨーロッパは羨ましいと思った。ほとんど一緒だよ。しかもイギリスからカサブランカまで三時間だって。こっちは17時間かけて来てますよ。日本語なんて英語とかけ離れてるのに学んでますよ。
翻訳こんにゃくて便利。
あとディヴィスというスペイン人も結構話してくれていい人だった。
帰り友人と話す。モロッコのアトラスを越えた後の方は、象が主人公の絵本のバザール?だかの中の世界と同じな気がするんだよね。あれ久々に読みたいね。フナ広場にかえってきて、トムさんのFacebook教えてもらう。ホテルに戻ってきて、自分は明日のバスの時刻表を見に、友人は前のサバサンドを買いにそれぞれ向かう。バスターミナルが思いの外遠く、往復で一時間歩く。帰って食べたらすごいうまかった。シャワーも超気持ち良かった。砂漠の民には中々なれなさそうである。疲れて寝る  十一時前