続き

今日はバスに乗って移動である。友達は朝早くから起きる。自分は七時前位に起きた。やる気スイッチの話で盛り上がる。友達はよく寝るが朝起きるとすぐ入る。自分は眠る時間が友達よりは少なめだが、やる気スイッチがオンになるのが起きてから遅いという話。朝型夜型だろうね。十二時前までチェックアウトを粘る。そこから、長距離バス屋へ移動してバックパックを預かってもらう。ルーマニアに来た時のバスに乗ってた奴と会い、なぜか握手する。タクシーのおっちゃんが、やたらと陽気で話す。日本は雪は三ヶ月くらいだろうけどルーマニアは半年だって。ホントに雪だらけだしなかなか溶けない。バックパックを預けた後、昼飯を食べる。トルコ料理だったが結構高かった。今までの二倍くらい。そのあとモールへ。モールで映画を見ようかと思ったが、時間が合わずやめる。前に一度ちょろっと見たモールないを色々物色する。疲れたから座る。友達はコーヒーを頼んだら、ポテトがきた。後でわかったことだが、ルーマニア語でポテトをcartofiと言ってカーフィーという発音からそう受け取られてしまった。笑えた。それからバスに乗り、いざイスタンブールへ。ルーマニアからブルガリアの道、郊外、めちゃくちゃひろいだけでなんにもない。雪だけ。コーエン兄弟のファーゴの中の雪みたい。
帰りのバスはタイヤが四つだけだし、荒いしすごい不安。
ブルガリアとの国境でドナウ川の上の友好橋を通る。やたらデカくてとても良かった。ドナウ川のそばはクレーンがやたらとあって、ピンクフロイドか何かのジャケでみた、円錐の上部だけを並行に切ったようなわけわからんものがたくさんあった。見てて良かった。
ブルガリアとのイミグレーションでまたなんかあるんじゃないかなーと心配してたら、バスに乗り込んで来たポリスの人がアーユージャパニーズと話しかけて来て、名前を二人とも言ったらこの前あったなと言ってきてくれてそうだったのかとなる。友達がちょちょいと英語で話す。超部愛想系なのに少し冗談を言ってきて楽しかった。なんかこの出来事が意外と感動した。そのあとブルガリアを走る。ブルガリアは多分長距離用道路だからだけど、マジで何もない。街灯もない。車道もすごい狭いし。でも添乗員がちよこちょこ日本語で話しかけてきたりしていいやつだ。ルーマニアは陽気な奴は陽気で良かった。今は午後八時だけどまだしばらくバスに乗る。