どめいいn

私は仰向けに寝ていてそこから手を使わずに起きることを、すっと直立へと達することを所望していて、その方法というとまず足を頭の方に持って行き長座体前屈を百八十度ひっくり返した状態。エビの状態を作りそこから足を地面の方へすっと振り下ろす。それは勢いがあってはダメである。私は二階にいるため一階に音を響かせてしまうからだ。私は祖母の家にいて祖母の家は田舎でそしてまた古い家だから音はとても響いてしまうのだ。その二階には部屋が二つある、といってもぶち抜きだからほとんど大きな一つの部屋であって、だけどそれでも小さい方の部屋のような場所には机と椅子があり、絵もあり、その絵は普通は壁とかにかけられるべきなのだろうけど箪笥によっかかってるだけで絵画として機能していない。それで肝心の机と椅子は昔からそこで勉強すると試験などの類に合格すると言われてきた机と椅子で私もここで勉強をしたから大学に受かったのやもしれぬ。そうやって考えるとこの二階もいいものだ。昔は小さい頃は天井にだけつながってる、むしろ天井から生えてきてるように思える部屋の敷居にかけられた埴輪に恐怖を抱いていたためなかなか二階にはやって来れなかった。だから今となっては二階は伽藍としているし好きになったわけだが抑圧された私の奥では不得意な気持ちが残ってるのである。ただ忘れているだけで。一度体験してしまうと体は忘れられないのだ。そんなことは当たり前かもしれぬがしかしこれはとても重要なことである。なぜなら人が生命を維持しつつもそれだけでは終わらない。なぜなら私たちは普段行動をしてるのは問題を解決するためなのだ