Oさんと帰っていると犬とおじさんがいて犬がおじさんの足に噛み付いているような匂いをかいでるような。おじさんはその犬を二三度、叩いてた。一回強く。そしてオーサンはしばらく私の隣で無言で歩いてた。私が色々話し掛けても相手に
しない。そのおじさん達から少し離れるとオーサンは心配そうに後ろを振り向き犬を心配していた。私は大丈夫じゃないかな?と何度か言い歩きだした。また少し経つとオーサンは腕にすがるように、組んだり、私に多少寄り掛かってきた。さっきのがまだ響いているんだなと思い見てみると彼女は泣いていた。思わぬ出来事だった。彼女になんと言えばいいかわからず、私は大丈夫だよと繰り返してだけいた。